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息子の卒業式に行ってきた

必然的に四半世紀前の自分の卒業を思い出す。2留もして何も華やかな気持ちにはなれず、普段着のまま大学行って、式には出ず教室で証書を受け取って帰った。大学生活に馴染めないまま通り過ぎて終わった感じ。誇れるものは何もなく、社会に出ていく自信もなく、リセットと思ってそのまま海外へ逃亡したのだが、それはまた別の機会があれば。今日は息子の卒業式のことを。

 

ドナドナなチュー王子くん。歩けないそうです。
ドナドナなチュー王子くん。歩けないそうです。

 

そういう親からしてみれば、いろいろあっても4年で卒業し4月から働こうとしている息子が本当に立派に思える。

偉い方の祝辞の中でも、ある女子学生がOGにインタビューし自ら道を切り拓いて進んでいった話を聞き、分厚い殻の中に閉じ込もってそこから出ようとせず傍観している感じだった自分を顧みたという話をしていたが、私が正にそれ(今なお外に出ていくのに一生懸命)で、息子は臆することなく(見ていてヒヤヒヤだけれど)社会に出ていこうとしていて本当にすごいなぁと。

 

22歳は人生100歳時代と考えるとまだまだこれから。卒業式で見た彼等はまだ幼く見えるが、よく考え中身はしっかりしていて早熟な印象。社会がそれを要求し、応えられた学生が晴れやかに卒業。

でも100年は長い。その選択で一生ハッピーとは限らない。ずっとビジョンを描くことが求められる。

息子もずっと勤め上げるつもりはないようだし、今の世の中そういう人の方が少ないのか?

ネットでは大体、新卒3年以内の離職率は3割、転職率は5%と出てくる。キャリアアップでない限り離職すべきではなさそう。

 

同窓先輩の祝辞から、社会に出ていくに当たって心しておくといいこと3つとして

1)build trust あらゆる場で信頼関係を築け。信頼無くして仕事はできない。

2)macro view 全体を見渡す視野を持て。

3)life is not perfect 人生は完璧ではない。一々100%まで持っていくのに時間を割くのは無駄、90%達成し次へ行け。

 

何だか自分の役に立つ話だ。私の方が卒業がまだなようだ。

そんな親をよそに、子はすいすいと社会へ泳いで出ていこうとしている。早いような早くないような。

心配は尽きないがしても仕方なく、親として教えてやれることはもうなく、社会に育ててもらうしかない。

がんばれ。