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「ブラック・クランズマン」を観て

インパクトが強すぎて見ている間から思考停止、見終わっても振り返る気になれず、生半可な理解では何も書くべきではないからと放置していたものの、目を逸らしていては駄目なんだろうし、頑張って何か書こうかと。

 

自身黒人である監督には黒人差別に対する強烈な憤りがあって、それがテーマであることは言うまでもない。

 

人種に優劣があって区別するという観念がまかり通っていた時代、当時はそれが正だった。何も考えず受容する民衆。拷問を受ける黒人を白人が嬉々として見物する様子を撮った当時の本物の映像は、空恐ろしかった。

今はナンセンスだと理性的に判断できる世の中だが、違う人種を敵視し差別を煽る扇動者が権力を持ち、そして同じく物事をあまり深く考えない民衆が取り巻く。感化された白人が黒人差別反対デモに車で突っ込む2年前のニュース映像に凍りついた。

民衆は当時無垢で、現代は無知ということか。

 

関係ありそうに思うこと。

内閣支持率の世論調査(NHK)が毎月行われているが、3月「支持しない」は36%、理由の一番は「人柄が信頼できないから」44%だった。

全体の15.8%(=0.36×0.44)が、首相(≒内閣)を人として信用していない。

割合からするとそんなもの?と思ったが、これが良識であると信じたい。