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愛のタスク第2弾、ブラームスのレクイエム合唱に参加してみる

昨年「一度は第九を」と勧められるまま初めての合唱に参加し、まぁまぁ頑張って楽しませてもらった松戸市民コンサート。同じようには行かないと感じていながら「どうするの?どうするの?」の声に押されたか、今年も参加することに。この歳になって人から誘われるのは投資(詐欺)の話くらいだろうし、全く持ち合わせのない身にはそんなおいしい話の枕詞さえ聞こえてこない。妻が誘ってくれるのは迷惑、もとい、ありがたいくらいなもの。

 

それで、曲を聴くこと数回、音取り音源を聞くこと数回。ドイツ語も分からないし、さっぱり馴染めないまま今月から週一の練習に突入してしまった。折しもこんな時、仕事も(メンタルも)不安定だし(後者はいつもだが^_^;)歌えるようになるんかな?と思って心拍数が上がり頭に血も上がり…、やがて防衛本能が働いて血圧が下がってくると、うん、まぁ、そこにいて雰囲気楽しめればいいんじゃないか?と割り切るに至った。ずうずうしくなれたのも年の功。

 

開き直ったバカに怖いものはなく、歌うなら歌詞を理解し感情も伴わせてと真面目に考えた優等生な過去を捨て、今はやれ「ひゃうぜん」だの「こんめん」だのドイツ語の滑稽な響きに可笑しくなる俗物と化して(曲調にも因るんだろうが、語尾を撥音で言い切られると勇ましく聞こえて笑えるようだ)。で、これが第2楽章、葬送の場面だというんだから本当に失敬な話で。ブラームスさんドイツ語分からなくてごめんなさい(いくら天才でもアホな日本人が笑うことは想像しなかっただろうなぁ)。

 

それでもなんだが、こんな不謹慎な人間でも、音が本当に美しく感じられるフレーズが盛りだくさん。何なんだろう?言葉が分からなくても感情が揺さぶられるとは。知識がないから音楽が本当に不思議に思えます。魅せられ人生全てをかける人がいるのも真だろうと。