妻が声楽の練習をするのに、四方コンクリート壁で囲まれた部屋が防音にも有利と考え、DIY改修することにした。
物を置いていないがらんどうの部屋なので音を吸収するものが何もなく、反響がすさまじい。取るべき対策はまず吸音。
防音の弱点になっている間仕切ドアに吸音材を貼り付けることを思いつき、我ながらいいアイデア!?一石二鳥!?早速実行。
吸音材はネットで調べて、比較的安価なカームフレックスf2(1×2M)という材料に行き着いた(吸音を謳って凸凹した発泡ウレタンはまあまあ高い)。
近所のロイヤルホームセンターにはなく、この辺りで一番品揃えのある守谷のジョイフル本田にはあるだろうと行ってみたが、□30cm程度の似たようなものしかなかった。
代替できそうなものを探したら、クッションや緩衝材いろんな用途にと□90cmの発泡ウレタン(500円程度)を見つけた。
これでもいいいか、試しに買ってみようとちょっと思ったが、先述の□30cmの素材を確かめたら低反発で何となく密度が高いような気がする。
やはり、吸音性能を謳ったものにしようとジョイフル本田はあきらめてネットで購入(2500円程度)。

防音ドアの構造は、音を伝搬する隙間がないようにピンチブロックとグレモン錠で密閉する構造になっている。
さすがにそんな加工は無理なので、せめてドア枠までカバーすることを考えた。
開閉を考慮し、ドアノブや丁番の個所に切り込みを入れ、両面テープで貼り付けた。


なかなかきれいに納まったが、開閉を繰り返すと閉めた時にドア吊元側で吸音材が浮いてきて、枠に密着しない。
遊んでいる端部を両面テープで壁に貼って留めてみたが、ドアを開けるとその部分はドアに引っ張られて剥がれた。
壁に貼った両面テープは役に立たないから剥がそうと引っ張ると、見事に壁紙表面が破れてくっついて剥がれた。あ~あ。

さて、吊元側の浮きはどうするか。
開いた時は滑って、閉めた時に戻る。
で思いついたのが、突っ張り棒をかって、吸音材が浮くのを押さえようということ。
材料もなく、使ったこともないのにずっと置いてある釣竿を出してきて、簡単に立てた。
完全ではないけど、まぁ浮きは減っただろうか。
そのうちもう少し恒常的なものにしよう。
