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チラシの末後

目先の仕事がなくなって、先週末は木造住宅耐震診断士の登録を柏市と我孫子市で行い、今日は残ってたチラシを撒いた。

チラシは、この辺りに残る築五十年を下らないであろう瓦屋根の農家住宅に、これこそ後世に遺すべき風景なんじゃないかと思って、耐震診断から外観を下手にいじることなく改修するお手伝いをイメージし、一軒一軒自転車で配って回った。

 

広小舞が三段重なる化粧垂木の家は今後新たに建てられることはまずないだろうし、棟梁の渾身の仕事が見られる風景って貴重だと思うから。

ハウスメーカーにはそういう住宅は作れないし、遺して絵になるような街並みが出来るとは残念ながら思えない。

 

チラシ配りも営業という仕事、やれることをやろうという意気込みだったが、配っているうちに「地元の人は閉鎖的だし、工務店は昔からの付き合いがあって新しく頼むことはないと思う。」と建設会社の事務勤めの妻が言ったことを思い出した。

そういえば、チラシはそういう家に住む人にとってピンボケの内容で、こちらの思いもどこにも載っていない…。伝わりようがないと今さら気付いて意気消沈、後半はどうせダメでもともとなんだからと自分を鼓舞しながらの撒き。

 

そんなことばっかり。50にもなるというのにバカばっか。

 

否、それ以前、まだまだ努力不足。

次はどこに営業をかけようか。