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察しの色

2月に久しぶりに改修工事が始まると書き、各業者の発注書に押印してもらって送付した矢先、断熱・防音に勧めたインナーサッシを入れるよりサッシそのものを交換したいという話が湧いて出た。インナーサッシの発注書は既に送付済み。慌ててストップを掛けた。

 

サッシ納入日を意識して組まれた工程は、サッシが入ってこないなら延期するしかない。外装の化粧直しもするので仮設足場の予定を延期、まず1回目。

 

お施主さんがネットで見て選んでこられたサッシは取り扱いが違うメーカーで、見積に時間が掛かるとサッシ屋は言い、一つ商社を噛ませることになるから比較して高くなる、とも。サッシ屋は年度末という事もあってか対応がすこぶる悪く、悪循環に陥った。

 

なかなか出てこない見積を待って2度目の延期。仕様が定まらず3度目の延期。ようやく決まっても設定し直した日程に間に合わず4度目の延期。思うように行かないとは肝に命じているものの、迷走始まって足掛け2か月は長かった…。

 

ところが、改めてサッシの発注書に押印してもらって製作に入って間もなく、色を確認したいと!!!?
最後はドタバタ、発注を急ぎたくて見積書を渡しただけで、説明が抜けてしまった(ー ー;)やってしまった。

 

既存の窓枠や新たに張るフローリングで選ばれた色から、色にこだわりがあったと思い至り、勝手に進めた色とは違う合う色を選択できたと分かると、一気に落ち込んだ。ダメもとでこれから変更できるかサッシ屋に慌てて問うみたがやはり手遅れ。痛恨の極み。

 

意図を汲み取って丁寧に進めるのを自分の強みと考えているのに、自ら自分の顔を潰してしまった。痛過ぎる。選択ミスを逆手に取って何とかベターにならないか思案したが、色合わせにおいて選ばなかったそれにどうにもかなわない。

 

あれだけ延ばして付き合ったのに、どうして最後焦ったのか。お施主さんは許してくれているが、苦虫を噛み潰したような思いからどうにも逃れられない。