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開き直る

全くつてのないところから自営になって1年半、コロナ禍にもかかわらず継続して仕事をさせてもらって、本当にありがたい話。

 

ちょうど1年前になるだろうか、CADソフトの営業マンに人材探してる工務店はないかと逆営業し、紹介を受けたつくばの菊田建築さんには、ラーメン店2店舗の工事管理を任せてもらった。飲食店の仕事は全くと言っていいほど経験がなかったが、菊田社長の後ろ盾があって安心して工事に臨め、換気や給排水設備、仕上げのクオリティなど住宅の仕事では知り得なかった知識が身に付き、有意義でとても面白かった。その他、民家や店舗改修のお手伝いで、自分の考えをまとめるいい機会も頂いた。セルロースファイバーについて調べ、学習したのも菊田建築さんが採用されているから。いつか自分の現場でも採用してみたい。

 

昨年からお世話になっている千葉のスズユウ工務店社長からは、工場の産廃置場の確認申請できる設計士を探してるようだと連絡をもらった。施主は、こんな素性の知れない自営業者が一見でお付き合いできるような企業様ではなく、さらに自分は鉄骨造の経験はないので構造設計は知人に任せることになると伝えたが、それでもそこで長年信頼を築いてこられた施工業者社長が私を信頼して下さって仕事をさせて頂くに至った。鉄骨造やその工事監理の勉強もさせてもらって、本当にありがとうございました。

 

今年のトピックスはもう一件、現在も工事中の修繕工事。大学時代にお世話になった西東京市の県人寮・鶴山館の改修工事に携わらせてもらっている。防水工事に始まり、トイレ改修、現在は寮室改修の監理。これまた経験がない案件で、OBでもあるからボランティアが当然な感じだが、逆に建築士としてプロ意識を持つよう励まされ、業務として関わらさせてもらっている。費用を頂くということは責任が伴うということ、よく肝に銘じ、懸命に対応させてもらっている。

 

この歳になってようやく社会に繋がることが出来てきたことを実感。自分に出来ることを精一杯やるまで。ダメなら切られるまでのこと。ようやく開き直れるようになった。